鮨あさひ
温故知新を具現化した、ハイブリッドな鮨屋
ロゴマークには、地平線から昇る朝日とまぐろ(トロ)の握り鮨を表現した太陽と、下の黒い部分は海に映る太陽の陰と海苔を表現。
また、ロゴタイプ(文字)に関しては大切な家族に、筆で書いてもらった物をデータ化し、温かみや、可愛らしさの中にも迷いのない力強さを感じるように意識した。
外観の基調となるカラーには、屋号のあさひ(浅緋)にちなんだ、古くは飛鳥時代から天皇の冠位にも使われている緋色(ひいろ)を採用。
内装の壁面は、見た目や触り心地も優しく温かみのある素材で、環境負担の削減や吸音や吸湿の効果の点で注目のシルクプラスターを使用し、植物や動物など沢山の生物が関わりのある“土”を表現。
椅子は1脚に何人もの職人さんが愛情を込めて作られた、カイ・クリスチャンセンのデザインによる宮崎椅子を配置。
カウンターの天板には、日本の伝統工芸品である西陣織とカーボンファイバーを融合させた手法で、昼夜斜紋という柄を採用。
全てが熟練された職人の手作業による鮨あさひ専用の完全オリジナル。
カウンター内の壁面には、手ぬぐいに使用される柄の“豆絞り”から着想を得て、有孔ボードにグラデーション塗装を施し、内部に30分毎に変化する4色のカラーライティングを取り入れた。これによって、視覚においても2時間のコース料理を存分に楽しむことができる。